夏の安全対策 〜事故なく、安全に過ごすために〜 ●レジャー編  毎年、夏の時期には、多くの水の事故や山岳事故が発生していますが、これらの事故の中には、ちょっとした注意と工夫で防ぐことのできるものがあります。「これくらいなら…」とか「まだ大丈夫だろう…」という過信や、ほんのわずかな油断が命に関わることになりますので、しっかりとした準備と目配り、気配りが大切です。 【水辺では】 ・遊泳禁止、立入禁止を必ず守る。 ・お酒を飲んだら水に入らない。 ・子供だけで遊ばせない。大人は、子供から目を離さない。 ・気象情報をこまめに確認。天気が急変したら安全な場所に避難する。 【夏山では】 ・地図、雨具、非常食等の携行品の準備は万全に。 ・低い山でも油断は禁物。下調べを入念にして、登山計画書を提出する。 ・携帯電話等を必ず携行、行き先を家族等に必ず伝える。 【熱中症対策として】 ・こまめに休憩、水分・塩分補給を。 ・帽子をかぶるなどして服装に一工夫。 ・睡眠を十分とるなど体調管理を万全に。 〜楽しいひと時をお過ごしください〜 ●交通事故防止編  夏休みには、レジャー・旅行・帰省等で車両を利用する機会も多いでしょう。交通事故を防止するため、安全でゆとりある運転に努めましょう。 【出発前に点検を!】 ・休息時間を織り込んだゆとりある計画を立て、車両の運行前点検を行いましょう。 【いざ運転です!】 ・携帯電話やスマートフォンは、運転前に電源を切るか、ドライブモードに設定しましょう。 ・シートベルト、チャイルドシートは必ず着用すること。バイクの場合、ヘルメットはあごひもを確実に締めてプロテクターを着用しましょう。 ・長時間の運転は、集中力が低下して大変危険です。2時間に1回は休息をとりましょう。 ・十分な車間距離をとりましょう。 【交通事故を起こしてしまったら…】 ・他の交通の妨げにならないような安全な場所に車を止め、エンジンを切ります。 ・負傷者がいるときは、可能な応急救護処置を行います。 ・110番通報をします。  事故の発生場所、負傷者や負傷の程度、物の損壊の程度等を警察官に報告し、指示を受けましょう。 【飲酒運転の絶対禁止】 ・酒酔い運転は5年以下の懲役又は、100万円以下の罰金。 ・酒気帯び運転は3年以下の懲役又は、50万円以下の罰金。 ・お酒を飲んだ人に車両を提供した人、車を運転する人にお酒を提供した人も同罪です。 〜さあ、皆さん、安全運転でいってらっしゃい!〜 ●防犯編  夏になると、窓やドアを開けっ放しにして就寝したり、網戸を使用して生活したりすることが多くなります。泥棒は、こうした無締まりの玄関ドアや窓から侵入してきます。ゴミ捨てなどのちょっとした外出や就寝時はもちろん、在宅中であっても鍵を掛ける習慣をつけましょう。 【犯人の侵入を防ぐポイント】 ・玄関ドアや窓には、補助錠などを取り付けましょう。 ・敷地内の死角となる場所には、センサーライトの設置や防犯砂利を敷きましょう。 ・旅行や帰省などで長期不在にする場合は、新聞が溜まって「留守宅」と悟られないよう新聞の配達は止めましょう。 ・夜間留守にする場合は、できるだけ室内の電気を点灯させておき、不在を悟られないようにしましょう。 ・オートロックのマンションに住んでいる方も、「オートロックだから大丈夫。」と安心せずに玄関や窓の鍵を掛けましょう。 【日頃から心がけること】 ・庭には犯人が足場に使用するような、脚立やポリバケツは置かないようにしましょう。 ・植栽がある場合は、通りから見通しが良くなるよう日頃から剪定しましょう。 ・合鍵は郵便受けや植木鉢の下などには絶対に隠さず、持ち歩くようにしましょう。 【「地域の目」で犯罪を防ぐ】  泥棒は「地域の目」を嫌います。日頃からご近所で挨拶を交わすなどしてコミュニティをつくり、見知らぬ訪問者などには、「どちらに御用ですか。」と用件を確認するなど、積極的に声を掛けましょう。 〜鍵掛けは防犯対策の基本です!〜