ワイド企画 「自画撮り被害」を防げ!   高校生や中学生を中心に、自分の裸をメールなどで送らされる被害、いわゆる「自画撮り被害」が社会問題となっています。 【SNSの出会いに要注意!】  SNSを通じて知り合った相手と、共通の趣味や好きなタレントの話で仲良くなったところで写真を送るように要求されるケースが多く発生しています。 インターネット上では、名前や年齢、性別などのプロフィールを偽ることができます。 あなたを信用させて近づき、悪いことをしようとする人もいることを忘れないでください。 【「自画撮り被害」の防止に向けて条例が改正 】  「東京都青少年の健全な育成に関する条例」が、今年2月1日に改正されました。    青少年自身の児童ポルノに当たる画像を不当に要求する行為の禁止が新設され、30万円以下の罰金が科せられます。   18歳未満の青少年に裸の画像を送るように求めることは犯罪です! 《不当な要求とは》  拒否されたにもかかわらず求めたり、脅したり、だましたり、困惑させたり、お金を渡して又は渡す約束をして要求することをいいます。 【迷わず相談を!】 ・「送らない」と断ったのに、しつこく画像の送信を求めてくる ・裸の画像を送信してしまった…など 困ったことがあったら、一人で悩まないで。      24時間体制で相談を受け付けています。  ヤング・テレホン・コーナー(警視庁少年相談) 03ー3580ー4970   匿名での相談も受け付けています 【恥ずかしい写真、絶対に送らない! 】  一度、インターネット上にのった写真や情報は、完全に消すことはできません。     ①ネットで知り合った人に顔写真などを送らない。 ②相手に、自分や友達の住所・名前・学校名を送らない。 ③信用している相手であっても、自分の下着や裸の写真を送らない。 【子供を守るには… 】   保護者の皆さんは、子供のインターネット利用に大いに関心を持ち、しっかりと見守ってください。    ・ルールを親子でしっかりと話し合って決め、子供の成長に応じて見直しましょう。 ・有害なサイト等へのアクセスを制限するフィルタリングを設定し、情報モラルが身につくに従って設定を変更しましょう。    フィルタリングの詳細については、携帯電話事業者や販売店にお問い合わせください。