キャッシュカードに切れ込み!? それ、特殊詐欺の新手口です! 特殊詐欺の手口は、日々、巧妙になり、見破るのが難しくなっています。 最近急増している新たな手口をご紹介します。 1 警察官になりすました犯人から「あなたのキャッシュカードが悪用されています。今から確認しに行きます」と電話がきます。 2 犯人は、あなたのキャッシュカードにハサミで切れ込みを入れ、「これでこのカードは使えなくなりました。新しいものと交換するために預かります」と切ったカードを持っていってしまいます。 3 実は、犯人はキャッシュカードの磁気ストライプとI Cチップ部分を避けて切っていたのです。この部分が破損していなければ、カードは有効に使えるので、犯人はあなたの口座からお金を引き出してしまいます。 警察官が、皆さんのキャッシュカードの暗証番号を聞いたり、キャッシュカード自体を預かることはありません。 このような電話が来たら、110番通報または最寄りの警察署にご連絡ください。 こうやって対策しよう! ●留守番電話機能を使う 相手が本当に知っている人か、しっかり確認しましょう。 ●自動通話録音機を使う 電話機に取り付ける機械です。犯人は、通話を録音されるのを嫌がります。自治体によっては貸出しもしています。 ●迷惑防止機能付電話機を使う 電話機自体を、警告・注意喚起メッセージや録音機能があるものに替えてしまうのもおすすめです。 「特殊詐欺根絶アクションプログラム・東京」では、特殊詐欺の様々な手口を紹介しています。ぜひ、ご覧ください。 また、犯罪発生状況などを配信している「メールけいしちょう」もあわせてご確認ください。 不審な電話や、メッセージが届いた場合は、警察にご相談ください