警視庁の仕事 鋭敏、的確、迅速! 機動捜査隊 警視庁には、たくさんの部署があります。 今回は、その中から、「機動捜査隊」をご紹介します。 機動捜査隊は、刑事部の部隊です。警察署で刑事を経験した警察官で構成されています。 警視庁では、東京都を三つの地域に分け、第一機動捜査隊から第三機動捜査隊がそれぞれの地域を担当し、二十四時間、交代制で勤務し ています。 事件が起きたら、いち早く現場にかけつけ、初動捜査にあたります。 「証拠が残されていないか」、「事件を見ていた人がいないか」を確認するなど、事件解決の第一歩を素早く踏み出し、早期に犯人を捕まえるのが機動捜査隊です。 第一機動捜査隊さんに聞いてみた! 1 事件が起きていないときはなにをしていますか? 担当する地域を、パトロールしています。セダンの覆面パトカーに乗っています。 2 年間に何件くらいの現場に行くのですか? 東京都内で、約3,000件です。 3 やりがいを感じるときを教えてください。 犯人を捕まえたときです。達成感と初動捜査の重要性を感じます。 4 とても忙しそうだけど、食事はどうしていますか? お店でお弁当を買うことが多いです。時々、食事当番がうどんを作ってくれ ることがあります。それぞれの出身地の味付けをしてくれるので、楽しみにし ている隊員も多いです。 5 男性しかいないんですか? 女性の隊員もたくさんいます。 6 第一機動捜査隊から第三機動捜査隊まで、愛称はありますか? 機動捜査隊を略して「きそう」。それぞれ「一機捜「」二機捜「」三機捜」と呼ばれることが多いです。また、英語だと「MOBILE(機動)-INVESTIGATIVE(捜査)- UNI T(隊)」です。これを略して「MI U(エム・アイ・ユー)」と呼ぶこともあります。